昨今、世界のあちこちで紛争、戦争が起きており、毎日報道がなされています。長期政権、独裁政権の欠点が多く問題を起こしているように見えます。長期政権となると、どうしてもリーダーの権力が大きくなり、国でも民間の会社でも人間の愚かさで「自分は神様だから、自分の考えはすべて正しい」と思うようになるのでしょうか？まわりの人も、権力者におもねり、YES MANしかいなくなり、苦言を呈せず、良い情報しかあげなくなるため、結局、そのリーダーは正しい判断ができなくなる、という悪循環に陥るのではないでしょうか？
まわりを見ても、国のリーダーが長期にわたり専制体制を確立し、対立するものは排除し、対立する国は威嚇して脅すような行為にはしる国が増えたように思えます。
国のリーダーとは、確固たる信念を持ち、何をしたいかのビジョンを持ち、いかに国民を幸福にするか、他の国と共存できるかということを常に考えた政策をすすめるものと思っていましたが、どこを見ても「自分勝手に考え、自己保身のみを判断基準」とするリーダーの多いことに、憂鬱になります。国民が幸福になるかどうかの尺度を持たないリーダーは早く退場すべきです。この国でも10年もの長い間、政権を握ったリーダーがおり、その権力におもねり部下がその意向を忖度し、公文書の改ざんをし、うその証言もするようになった歴史がありますが、国民ではなく、リーダー自身の権力保持と保身しか考えない人が、国の政治を行うことを防げない国の制度が問題であり、国民の政治への意識の低さも問題なのでしょう。（自分を含めて、この年になって思います）
