oldmanvitoriablog’s diary

Money and Energy

「わかりにくさ」が招いた結果

衆議院の3区の補選が開票され、いずれも立憲民主党の候補が当選しました。自由民主党は全敗(立候補せずも含め)。
この選挙結果は、岸田政権の「わかりにくさ」が招いた結果と思います。
1.国民の負担を上げたり下げたりの「わかりにくい」政策と「わかりにくい」説明
2.不祥事議員の任命責任を何度問われても「重く受け止める」の繰り返しで、受け止めて何をしたのかわからない「わかりにくさ」
3.政治と金の裏金問題も、原因追及する意思があるのかないのかわからない。政治資金規正法の改正をする気があるのかないのかわからないという「わかりにくさ」
などなど、この政権は常に「わかりにくさ」がついて回ります。
4.円安による物価高についても「賃金を持続的に引き上げます」とは言うものの、実質賃金はマイナス続きで、賃金上昇率が物価上昇率を上回る前にさらに円安となって物価が上がりつつあり、賃金を上げても物価上昇を止められない状況をどうするつもりなのかの「わかりにくさ」


「わかりにくさ」は国民から見ると「不安」でしかないことがいまだにわかっていないと思われます。特に、政治と金の問題と物価高は「不安」から「怒り」にまでなっています。

従い、「不安」な政権には投票したくない、との行動になるのは当然と言えば当然です。

この選挙結果を受けて、「わかりにくさ」を解消するような政策を立てて、実行できるかが、現政権の持続性を左右するのではないか、と思います。