oldmanvitoriablog’s diary

Money and Energy

新NISAで個別株

2月13日は、語呂合わせで「NISAの日」だそうです。証券会社の社長数人がセミナーを開いて新NISAの宣伝をしていました。
新NISAは、成長投資枠240万円/年、積立投資枠120万円/年の合計360万円/年の投資ができる仕組みで、期限は無く、利益には税金がかからない制度ですから、株や投資信託は、一般の証券口座よりも新NISAで購入した方が得をすることになります。

1月に新NISAが始まり、NISA口座を作り、投資を開始した人は、現状の日経平均株価や米国のダウ平均株価が上昇している傾向のもとでは、利益(投資信託の基準価格の上昇や、個別の株の株価の上昇)が出ていると思います。筆者も1月に成長投資枠を利用して半導体関連の一つの銘柄の株式を買いました。本日現在、株価は27%値上がりして、利益が出ている状況です。(利益は株を売らないと確定しないので、現状は含み益と言います)投資信託を買った人も多分現状は利益が出ているのではないか、と思います。個別株と投資信託では、株価や基準価格の変動については、当然個別株の方が変動が大きいです。投資信託の方が複数の銘柄をまとめている関係で、基準価格の変動が緩和されるのがその理由です。どちらに投資するかは、個人の判断ですが、投資信託と個別株の両方を持っていることも一案だと思います。個別株投資は、自分の好きな、応援したい企業を直接株を買うことで応援できますし、その業績や企業の行動(M&Aや提携など)で株価が反応するので、わかりやすい面もあると思います。筆者は個別株を買う場合、配当3%以上(日銀の物価目標2%を上回るように)、自己資本比率(借金などの返さなければならない資本を除いた資本の割合)60%以上(経営の安定が期待できる)、ROE10%以上(資本を効率的に使っている指標、高いほど良い)などを基準に選ぶようにしていますが、個人によりその判断基準は異なりますので、自分で判断基準を決めると良いと思います。

いずれにしても、投資は自己責任なので、現在の良い投資環境では、投資を考える良い機会だと思います。但し、自分である程度理解するための勉強をすることが必要と思います。