oldmanvitoriablog’s diary

Money and Energy

小学校から金融教育を

新NISAが始まって、投資信託や株に資金が流入しているとの報道がありますが、一方で「新NISAって何?」「投資って危険では?」「投資はギャンブルでしょ」のような声をテレビなどで聴くことが多いです。日本では金融教育(身近なお金の話)が従来から実施されておらず、「働いて余ったお金は銀行に貯金すればよい」ということが親から子に伝えられて、そのように子や孫が実践してきた、というのが実際のところだと思います。私自身の過去を振り返ると、まったくその通りで、ただ、過去には銀行金利の高い時期があって、10年預金しておくと預金の金額が倍になるような状況だったので、上記の言い伝えを守っていれば、貯金は自然に増えていきました。
しかし、昨今は預金金利が低く預けていても金額は増えないので、やっと金融教育の重用性が見直され始めていると思います。資産運用や投資の教育は小さいころからやるべきで、英語教育を小学校から始めるように金融教育も小学校から始めるべきです。お年玉などお金を手にすることができるようになったら、そのお金をどうすれば増やし、どうすれば減ってしまう、ということから、経済とお金の関係や金融政策との関係など教育しておくと社会人となってから投資や運用について実践することが自然にできるようになると思います。そうすれば、変な投資話や儲け話に対する感性も身に付き、さらには定年退職で退職金を一気に投資に回して損をするなど老後資金を確保する上でも、誤った運用に手を付けることも無くなり結局、金融教育が国民の生活安定に役立つことになると思います。