定年退職すると、その前後で大きく生活スタイルが変化します。筆者の場合の費用増減は項目ごとに見ると以下のようになっています:
増加する項目;
食費・・・3食家で食べることが多く、健康にも気を遣うようになる。
水道光熱費・・・昼も家にいることが多くなるので、水道・ガス・電気の使用量が増加する。
保険・医療・・・医者に行くことが多くなる。
その他・・・やりたいこと(サークル参加や趣味)を新たに開始する
減少する項目;
被服費等・・・通勤しないので、服装を気にしないようになる。
交通・通信・・・退職前に比較すると外出が減る。格安スマホで最低の区分を使う
交際費・・・・退職前に比べると、減ってくる。
変わらない項目;
住居費・・・ローン完了で都度の修理のみ
家具・家事・・・退職前と状況は変化なし
教育・・・・子供は独立済みで、教育費は無し
教養・娯楽・・・退職前と変わらない
全体で二人分の年金でやりくりし、臨時支出は、太陽光発電の収入で助けてもらう、という生活になっています。
新型コロナの影響もあり、外出、旅行、ショッピング、会合などに出かけることが極めて少なくなっていますので、特に被服費等や交際費は極めて少ない出費となっています。
働いていないので時間的な余裕ができますから、体を動かすために、小さい庭で野菜の栽培を始めてみました。プランターを並べて、きゅうり、茄子、オクラ、エダマメ、ミニトマト、里芋などいくつかの野菜を作っており、毎日、庭に出て水やり、施肥するなどをすることで、体を動かし、太陽光を浴びるようにしています。結構、土、プランター、肥料、支柱など、初期費用は掛かり、まったく元は取れていないと思いますが、自家製野菜が少し取れることで良しとしています。
定年後の年金生活ではお金に関する問題が種々あることから、ファイナンシャルプランナー, 宅地建物取引士、証券外務員一種などの勉強をすることにしました。これらの勉強の効果は、日々の生活でお金に関することに納得感(そういうことなのね、とおもえるということです)が得られるようになったことです。家族や親戚からのいろいろな相談にものってあげることができるのも良い点です。
最近は、亡き父がよく作っていた「手打ちうどん」を思い出し、のし鉢、のち板等を買い、父のやり方を思い出しながら、自己流で練習して、まあまあ食べられるうどんが作れるようになったところです。手打ちうどんは、以外に子供と孫に好評で、家に来るたびに作るようになりました。
このような感じで生活していくのが、退職後の年金生活というものなのか?と感じています。
家族に迷惑にならないよう、足腰が弱くならないことと、ボケないように注意しなければ、と思います。このブログを書くことも、ボケ防止には良いと思っています。